「沼津史談」のバックナンバーを目次(号数・タイトル・執筆者・発効日)で紹介します。
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9月 小説「つるし雛の港」と日露交流
◇ 関口昌男 プチャーチン肖像画 57号(H.18年)
日ロ和親条約締結の使命をおびて来日したロシアのプチャーチンの肖像画。
(表紙・写真)
◇ 菅沼基臣 戸田村におけるヘダ号の建造 57号(H.18年)
日本初の西洋式帆船の建造にとり組んだ戸田村の船大工たちと幕府のひとびと、ロシア技術士官たちとの協力と工夫のあとを史料から探る。
幕末における産業技術史の大きなひとコマを紹介する。
◇ 菅沼基臣 まぼろしの造船記念碑 61号(H.22年)
戸田が日本の「近代造船技術発祥の地」であることを次世代に伝えようとした「造船記念碑」の建立の経緯をさぐる。
◇ 菅沼基臣 上田寅吉史伝 62号(H.23年)
日本の近代造船技術習得の中心的な技術者のひとり上田寅吉の史伝。
船大工の身から苗字帯刀を許され、長崎海軍伝習所、オランダへの留学、箱館戦争参加、のちに許されて新政府横須賀造船所職長出仕と、幕末・明治の製造技術者の、波乱ともいえる一生をかえりみる。